本サイトは、株式会社アウトソーシングテクノロジーをスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
幅広い知識を持ち、システムのさまざまな工程に携わるセキュリティエンジニア。その知識や経験を活かすことで、多様なキャリアパスを描くことが可能です。ここでは、セキュリティエンジニアのキャリアパスの一つ、セキュリティコンサルタントの仕事内容などをご紹介します。
セキュリティエンジニアとしての経験や知識を活かせるのが、セキュリティコンサルタントです。企業によっては、情報セキュリティの対策を行っていなかったり、「どうすれば良いのか分からない」と悩んでいたりする場合があります。
そうした企業に対して、「どのような情報セキュリティリスクがあるか」「どのような対策を実行すべきか」など、専門家として助言やサポートを行うのがセキュリティコンサルタントです。
「セキュリティコンサルタント・アナリスト」の求人情報をチェックすると、500〜1,000万円程(※1)の求人が多いようです。一般的なセキュリティエンジニアの平均年収が平均573万円(35~39歳)(※2)なので、比較すると非常に高水準と言えるでしょう。中には年収2,000万円での求人もありました。
(※1)参照元:doda(https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_oc__032401S/-ha__100%2C0/-preBtn__3/)2024年2月19日調査時点
(※2)参照元:求人ボックス(https://求人ボックス.com/セキュリティエンジニアの年収・時給)2024年2月19日調査時点
クライアントの現在のセキュリティ体制を把握した上で、クライアントごとに適切なセキュリティ対策を提案したり、セキュリティ体制を実現するための計画を立案したりします。
クライアントのビジネスや業務プロセスについての理解も深めながら、クライアントに最適な戦略を一から考案しなくてはなりません。日々変化するセキュリティ分野のトレンドも取り入れながら、中長期的な計画を立案するのがポイントです。
立案した戦略を実行するための体制を構築し、維持管理できるようサポートするのも、セキュリティコンサルタントの仕事です。
セキュリティポリシーの策定や、セキュリティ監査方法の改善、セキュリティに関する社員教育なども行います。また、企業としての信頼性を高めるために、ISMS認証の取得支援を行う場合もあります。
セキュリティ対策をどのように運用していくか、具体的なルール・手法を決定します。ルールだけでなく、すでに使用しているシステムについてもセキュリティの見直しも行います。運用後は、定めたルール通りに機能しているかを確認し、上手く機能していなければその都度ルールや手法を変更します。
脆弱性診断などを定期的に実施し、対策の検証を行うことも大切です。
セキュリティコンサルタントには、セキュリティエンジニアとしての知識や経験が必要です。経営の知識などもあると良いでしょう。
セキュリティエンジニアのインシデント対応の経験や、クライアントへの説明・提案経験などが多い人なら、即戦力として活躍することが可能です。
インフラエンジニアやシステムエンジニアなど、何らかのITエンジニア業務に従事した経験のある人の場合は、数少ないながらもセキュリティ人材に育ててくれる会社もあるので、チャンスはゼロではありません。
もし、あなたがまだセキュリティ業界に興味を持った段階だという場合は、どんな業界がセキュリティ人材としての道を切りやすいのかを紹介しているページもあるので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
情報セキュリティに関する知識や経験はもちろん、アプリケーションやITインフラ、ネットワークに関する知識、セキュリティ製品に関する情報収集力などが必要です。
また、「サイバー攻撃を仕掛けられた場合にどう対応するか」「被害を最小限にとどめるためにはどうすればいいか」など、今後起こり得る事態を想定し、仮説として構築する力も求められます。語彙力やプレゼンテーション能力があれば、構築した仮説を分かりやすく説明するのに役立つでしょう。
セキュリティコンサルタントは、資格がなくても目指すことができます。しかし、資格を取得することで、知識やスキルを証明することが可能です。セキュリティエンジニアとして役に立ちそうな資格をいくつかピックアップしてみました。
近年、サイバー攻撃の高度化・複雑化を背景に、企業の適切な情報セキュリティ対策をサポートするセキュリティコンサルタントのニーズが高まっています。
セキュリティコンサルタントへのハイキャリア転職を目指すなら、まずはエンジニアとしての経験と、セキュリティに関する知識やスキルを身に着けることが大切です。
ITスキルだけでなく、法律やビジネスに関する知識やプレゼンテーション能力などが求められるセキュリティコンサルタント。セキュリティに関する需要が高まる一方で、人材が大きく不足しており、どの企業でも引く手あまたの状態となっています。
セキュリティエンジニアからのキャリアアップとしても視野にいれておきたい職種です。「セキュリティエンジニアとしての経験と知識を活かしたい」という人は、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
別のページでは、同じくセキュリティエンジニアとしてキャリアアップのために転職をし、現在はセキュリティエンジニア兼プロジェクトマネージャーとしても活躍されている方にインタビューをしています。他のセキュリティエンジニアのキャリアアップ方法としてもぜひご覧ください。
アウトソーシングテクノロジーは、エンジニアの技術派遣・請負による技術力を提供している企業です。日本有数の大手上場メーカーなどへ技術支援を実施。豊富な案件を通して、セキュリティコンサルタントなどにキャリアアップできる環境が整っています。
人材の育成にも積極的。特にセキュリティエンジニアは、セキュリティメーカーやベンダーと共同でセキュリティ人材育成プロジェクトを推進。セキュリティコンサルタントやセキュリティアナリストなど、幅広い分野のセキュリティエンジニアの育成を目指しています。
カジュアル面談も積極的に行っているそうなので、キャリアを検討する一選択肢として活用してみてはいかがでしょうか。